age_3d1の書庫

駆け出し小説家が選ぶ今週の1冊

我慢の三連休は、読書で家に籠る男

どうも~揚げたサンドイッチです~ こんにちわわわわ~(黒川明人)

 

 と滑りました、今日のこの頃。とうとうやってきましたね3連休!世間では我慢の3連休とか何とか言われてますけど、みんな外に出るの好きですね~(笑)

 僕は、何と言ったってkindleがあれば、クマが冬に冬眠することを強いられているように、何十年でも部屋にこもり続けることができます(インドア派)つまり、我慢とかどうとか僕には無縁の話なんですよね(笑)そんな世間を後目に今日もブログを書きます。

 

 ちなみに、今回も伊坂幸太郎作品です。最近、なんとなく読んでみた伊坂幸太郎著の殺し屋シリーズが面白すぎた結果、ほかの作品も読み始めました。それが、重力ピエロです。ジャンルは一応、ミステリーサスペンスハードボイルドとなっているみたいなのですが、僕が読んだあたりハードボイルド要素は薄く、どちらかというとミステリー2割サスペンス8割といった印象でした。

 

そんな重力ピエロの粗筋(ここからはネタバレを含む可能性があります)

 

 物語は、主人公泉水が勤めている会社で起きた放火事件をきっかけに、この事件が連続放火事件であると知ったことから始まる。泉水は弟のと共にこの連続放火事件の謎を追っていくが、あることをきっかけにこの事件には、規則性があることがわかる。そして、事件の解決に近づくのだが、、、

 

 今回の重力ピエロは、殺し屋シリーズを読んだ方にはミステリー要素とハードボイルド要素が薄く感じる作品かと思います。一つ一つの要素は、かなり深くまで掘られ説明されているのですが、謎自体は浅めでこうなるだろうなという結末が分かり易く、僕自身は少し物足りなく感じました。その分、家族の愛情を強く感じることができる作品に仕上がっておりました。その為、感動系の物語を読みたい方にはうってつけかなと思います。

 

 また、重力ピエロは映画化もされているみたいですので、本を読むことが苦手な方でも映画を見ることでストーリー内容を知ることができます。僕もまだ見ていないので、見てみようかなと思ってます。ただ、グラスホッパーの時のようにストーリー改変によって内容が薄くなっていないことを祈りつつ(笑)

 

【終わりに】

 お疲れ様です。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 最近はずっと自分がやりたいように本の紹介をしていますが、これからもこんな感じで皆さんに読んで面白かった本の紹介をしていきます。その為には、僕がもっと多くの本を読まねば(使命感)今は、週に1.2冊読めれば多い方ですがいつかは、週2冊読めるようになれば紹介できる本の幅が増えると思うので、そこをまずは目標にします(笑)

 

 あ、後はこのブログを読んでくれる人を増やさないとですね(笑)

 

では、さらば!

 

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)