age_3d1の書庫

駆け出し小説家が選ぶ今週の1冊

土曜出勤からのマリアビートル

どうも~揚げたサンドイッチです~( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ナメコ

いつもは決まって土曜日にブログ投稿を行うのですが、昨日は初の土曜出勤があり無様に投稿できず  (ノ◇≦。) ビェーン!!

 ただ、土曜出勤思っていたほど悪いものじゃあなかったですね。人がいない街を歩きガラガラの電車に乗りえ職場に向かう。少しワクワクする高揚感を味わい通勤するのは人生の小さな幸せにも感じました。

 

小さな幸せを発見できるのは、ひょっとすると運がいいのかもしれないですね。

 

 さて、今回僕が語ろうと思う小説は不運に愛された殺し屋が主人公となる、伊坂幸太郎著のマリアビートルです。マリアビートルは、前回紹介しましたグラスホッパーの続編となっております。

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 過去の記事で何度も説明しておりますが、殺し屋シリーズはグラスホッパーマリアビートル⇒AXの流れとなっておりますので先にグラスホッパーを読んでからのほうが一段と楽しめることができます。さて、そんなマリアビートル一体どのような物語になっているのか

 物語は、不運に愛された殺し屋の七尾がとあるトランクを奪う依頼を受けたことから、東北新幹線の東京から盛岡間を舞台に始まる。そんな七尾の依頼に絡まるかのように、二人組の殺し屋蜜柑檸檬、猛毒を武器として扱う殺し屋スズメバチ前作の主人公、元殺し屋の木村、お金持ちの中学生の王子、彼らの物語が歯車のようにかみ合い進んでいく。

 

 マリアビートルの面白さは、新幹線の東京から盛岡間というスピード感を持たせた、展開があるということ。そして、ハードボイルド様々なバトルシーンに、先が読めない展開にあると分析します。

 

 個人的な感想としては、新幹線の早い乗り物というイメージを崩さない情景を保ちつ技術のすごさは虜になります。そして、殺し屋シリーズの中で一番激しくなるバトルシーンには手汗握りました。極めつけは、自分がこういう結末になるだろうという予想を軽々と超えていく結末に驚かされ、参りましたという気持ちにさせられます。

 

 また、マリアビートルをもとにした「bullet train」がハリウッドで映画化が決まっているみたいですね。僕としては、日本人が演じるマリアビートルのほうが面白みがあると思うのですが、映画では一体どのように物語が繰り広げられるかが楽しみです。

 

【最後に】

お疲れ様です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 今日知ったのですが、グラスホッパー映画化されていたのですね。元々、小説を読んでいるときから映画化、ドラマ化しないのかなと思っていたので今日すぐに観てみます(笑)欲を言うとAXが一番映画で観たいので制作してほしいですね~

それではまた来週(*´﹀`*)

マリアビートル (角川文庫)

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